【改めて知ってほしい透析の知識】
透析治療は、腎臓の代わりに血液中の老廃物や余分な水分を除去し、体内環境を整える治療です。
血液検査では、老廃物の蓄積状態や貧血、栄養状態、電解質バランスなどを確認します。
・BUN(尿素窒素)は老廃物の指標で、高値では頭痛や吐き気などの尿毒症状を引き起こします。
・ナトリウムは水分量に関係し、塩分の摂りすぎは体重増加や心臓への負担につながります。
・カリウムは高くなると、不整脈や心停止など命に関わる危険があるため、果物や芋類などの摂取に注意が必要です。
・リンが高い状態が続くと、骨からカルシウムが溶け出し、骨粗しょう症や血管石灰化、動脈硬化の原因になります。
そのため、食事管理や薬の内服が重要です。
腎機能低下では造血ホルモンが不足し、貧血を起こしやすくなります。貧血治療にはエリスロポエチン製剤や鉄剤を用い、Hbや鉄・フェリチン値を確認しながら管理します。

