治療に関する特徴についてお話します。
HDとECUMの違いは?
HD(血液透析)は、透析液を用いて拡散により老廃物を除去するのに対し、
ECUM(体外式限外濾過療法)は、透析液を使わずに膜に圧力をかけて余分な水分のみを除去する療法です。
この違いにより、ECUMは血圧が下がりにくく、循環動態が安定するため、水分を多く除去したい場合に用いられます。
・HD(血液透析)
目的:尿毒素などの老廃物と余分な水分を、透析液との拡散によって除去します。
方法:人工腎臓(ダイアライザー)に血液を通し、透析液と触れさせることで物質交換を行います。
特徴:小分子量物質の除去に優れていますが、除水量が多いと血圧低下を起こしやすいとされています。
・ECUM(体外式限外濾過療法)
目的:老廃物の除去ではなく、余分な水分のみを除去します。
方法:透析液を使用せず、透析膜に圧力をかけることで体内の水分のみを濾過します。
特徴:血液中の浸透圧変化が少なく、血圧が下がりにくいという利点があり、溢水傾向がある場合に適しています。
季節の変わり目の体調変化にお気をつけてお過ごしください。
